Game Design Document / 企画書

ARKNUMアークナム

終わりの始まりに、あなたは目覚める。

Soul-like Rogue-like Open World

ゲームで味わう感情を、本物にする

RPGは主人公として作品に没入し、命を懸けて冒険ができる。
しかし、セーブ&ロードが存在する限り、プレイヤーは何度でもやり直しができてしまう。
ARKNUMは、そのギャップを根本から設計し直す。

// 一般的なRPG

死亡 → セーブポイントへ戻る
NPC死亡 → リセットで復活
街の崩壊 → やり直せる
レベルアップ → 周回稼ぎで可能

// ARKNUM

死亡 → 世界の時間が進む
NPC死亡 → 永久に消滅
街の崩壊 → 守れなかった事実が残る
レベルアップ → 実力が伴わなければ維持不可

四つの核心システム

01

死亡ペナルティ

プレイヤーが倒されると即時オートセーブ。
やり直しは不可。

倒れた後、気を失いモンスターの巣穴へ連れ去られることも、運が良ければ冒険者に助けられることもある。
運が悪ければ、そのまま命を落とす。

通常の死: 終末時計 +1日 / 重大イベント中: +3日

02

レベル=実力

格下の敵を倒しても経験値はゼロ。
格上の脅威に挑み、勝つことでのみ成長する。

死亡するとレベルをロストする。安定したLVを維持できるということは実力がある証明だ。

レベル = 実態を伴った強さ / レベルでのゴリ押し不可

03

オープンワールド

広すぎず、作り込まれた世界。
クエスト消化のための移動を強制する設計は排除。

急げば救えるものもある。
だが力なきまま進めば潰える。
時に鍛錬の寄り道を楽しめ」

周回プレイで蓄積された世界の知識が武器になる

04

周回構造

世界が滅んだとき、主人公だけが前世の記憶を保持して時を遡る。

レベルはリセットされるが、知識と一部の要素は引き継がれる。同じ失敗を繰り返さないことで世界は変わる。

過去の屍を超えていけ。この繰り返しも、すべてあなたが選んだ道の続きだ。

終末時計システム

▲ 時計が進む要因

タロトがワールドルーンを得る+++
主要都市・拠点の滅亡++
プレイヤーの死亡(通常)+1日
重大イベント中の死亡+3日

ALWAYS
HIDDEN

▼ 時計が戻る要因

世界の厄災の討伐---
カオスから街を救済--
サブクエスト・儀式の達成-

正確な残り猶予は、常にプレイヤーに隠されている。
針の変化はイベント発生時のみ演出として可視化される。

人類の思想進化を投影した世界

カルミナ

自然とアニミズム

北欧・ゲルマン神話

グリントホルム

秩序と戒律

バビロニア〜初期キリスト教

ソルグラント

信仰と魂

ゾロアスター教

エルダール

知と科学

ギリシャ・ラテン哲学

自然 → 秩序 → 信仰 → 科学 → その先へ

三つの世界観の衝突

メイザー / 協会

「嘘でもいい。この安寧を守り続ければ、いつか楽園に至る。」

既存の積み重ねを → 肯定・維持

フェンリル

「一度すべて終わらせる。その先に再生がある。」

既存の積み重ねを → 全否定・破壊

タロト

「壊すが、無にはしない。人間の意思で、より良き律を作る。」

既存の積み重ねを → 踏み台にする

エンディング分岐

条件エンディング
ワールドルーンを全て集め、フェンリルを討伐する 正規エンド — 世界の救済・再構築
終末時計がゼロになり、フェンリルに滅ぼされる タイムリミットエンド
フェンリルを倒したが、ワールドルーンが不足している 特殊エンド

この世界に響く言葉たち

「可能性の限りが胚胎するこの世界で、
与えられた運命に浸り安寧を望む人間――
その可能性とは一体どれほど狭いのだろうか?

規範も道徳も超え、より高き視座で選び取り、闇の中をなお進む――
たとえ今世の私がたどり着けなくとも、
私ではない私が、きっと楽園を築き上げるであろう。」

――その者は、完成しているのだ

「人間は、渇望する生き物だ。
より良きものを、理想を、意味を求める。
その渇望を捨てることは、生の否定をも意味する」

タロト / 神殺し

「私は何度も、何度も、世界をやり直してきた。自由を与えれば争いが起きる。真実を知らせれば恐怖が広がる。理想を追えば追うほど、破滅に近づいた」

メイザー / 協会司教

「膝をついて生きるくらいなら、立ったまま死ぬ。
それが、俺たちの誇りだ」

ヴォルフ / カルミナ戦士

「挑戦したこと自体は、後悔していない。我々は、真実を知った。世界の外側を見た。それは――誰にもできなかったことだ」

リュカオン / エルダール王子

「エリオス様が消えた今、
我らは自分の足で立たねばならない。
祈るだけでは、何も守れないのだから」

ザハーラ / ソルグラント祭司

「協会は、星を見ることを禁じている。
世界の外側に、意識を向けることを禁じている。
なぜだと思う? 外には、無限の可能性があるからだ」

エリアス / 星読みの魔法使い

Prologue — Arknum

昔々、存在そのものが始まったとき、無限の広がりを持つ原初の海があった。

混沌は、形もなく、秩序もなく、
ただ無限の可能性が渦巻く、変わりゆく海だった。

そこから生まれた超越者たちは、それぞれの現実を塑像した。
やがて、その混沌の中に安定を望む存在が現れ、
物理法則のみが支配する世界を創り出した。

しかし――人はいつの時代も封じられた可能性を求めて、
星空の向こうへ手を伸ばし続けていた。

A R K N U M